万年筆といえばブルーブラック?

これって私の思い込みですか?

初めて買ったパーカーフロンティアについてきたインクカートリッジがブルーブラックだった。
それまで「黒」とか「青」とか単純色の鉛筆とかボールペンしか知らなかったから、そんな中間色があることがカルチャーショックだった。

と同時に、万年筆の世界に触れたような感激もあった。

それからはブルーブラック一筋。
ずっと使っていたフロンティアはブルーブラックしか入れたことがない。たぶん。
手帳に書く時もブルーブラックだった。
ずーーーっと、万年筆はブルーブラックで書くことが至高と思い込んでいた。

初めてブルーブラックいがいのインクに触れたのはオートのタッシェを買ったときについてきたブラックだった。
ただこの万年筆はペン先は不明だがインクフローがだくだく過ぎて使いにくく、すぐに使わなくなってしまった。

本格的にブルーブラック以外のインクに触れたのは、プラチナのカーボンインク。
真っ黒な文字を書きたい人にっていうキャッチフレーズに惹かれた。
ブルーブラック至上主義だったから、真っ黒い字が書きたったわけじゃないんだ。
通したのは手帳用に買った#3776センチュリーシャルトルブルー、Fニブだった。

でもその後もずっと、各社のブルーブラックかカーボンインクしか使わなかった。
万年筆といえばブルーブラック。
ブルー?何それ?いつ使うの?
ましてや他の色?どんな時に使うん?
インク沼?何それ?

なんて思っていた時代。

そしてやってきた第三次万年筆ブーム(あくまでもマイブームです)
いつの間にか、なんでか、インク沼にはまりつつあります。

なんでだろう。
やっぱりyoutubeのせいかな。
インクについての動画も結構あるんですよね。
万年筆の動画を漁っていると結構それ系も見始めてしまった。
でいろんな色を試してみるわけですよ。

で、無条件に好きな色があるんだってことに気付くんですよ。
それも1色だけじゃなく。
今まで好きと思っていた色以外で、本当に好きな色ができてくる。
面白いものです。
ちゃんとした書類に書く時はブラックがブルーブラックを使いますけど、普段の万年筆タイムはインク沼も同時に楽しむようになってしまいました。

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