軸の好み ~木軸~

万年筆

木軸ブームなんだそうな。
シャーペンやボールペンを中心に。
万年筆もちらほらみられる。
でもそれはファーバーカステルとかe+mとか老舗筆記具メーカーのじゃなくて、日本国内の工房で作られているものが特に人気があるらしい。
いわゆる工房系ってやつですね。
ファーバーカステルはオークションでも高い値段つくから、国産以外も根強い人気はあるんだろうな。

私は木軸の万年筆はもっていない。
ボールペンは1本、グリップだけ木のが1本。
1本は無名な工房が作ったもの、グリップだけ木なのはパイロットのタイムラインパスト。
あと一本、野原工芸のボールペンが到着待ち。まだまだこないけど。
シャーペンは1本、工房楔のペンシル楔0.7mm。
ペンシル楔は確かに良い。人気があるのがわかる。
書き味が本当に良いんですよ。
シャーペンに書き味なんてあるのかなんて思ってましたけど、一度書いてびっくりした。
滑らかさも万年筆に引けを取らないんです。
もちろん相性の良い紙は万年筆とは違いますけどね。
万年筆が苦手な紙質と相性が良いような気がする。

木軸は確かにかっこいい。完全に同意します。
ブームが起きて当然って気もします。

でも実は、私、木軸苦手なんです。

五感の中で触感で。

手触りはとても好きです。
気持ちいい。

じゃあ、何が嫌なの?

なぜか、本当に不思議なんですが、硬く感じるんですよ。
痛いって思うくらいに。
これ木軸だけなんです。
樹脂軸はもちろん、金属軸でも痛いって感じることはないんですよね。
木軸特有の硬さ。

段差があるとか、そういう鋭角の硬さじゃないんですよ。
軸の丸みそのものが指に食い込んでくるような感覚。
軸が細いのを使ってるから食い込む、ってわけでもない。
確かにS20は痛かった。これは細かったから食い込んでいたのかもしれない。
でもタイムラインとかペンシル楔とかは、決して細軸ではない。
ひょっとすると、木軸だとすべすべで滑りやすいから、無意識に強く握っているからかもしれません。

本当の理由はわかりませんが、木軸はこの痛さが苦手です。

それでも、工房楔の抽選には毎回応募したり、野原工芸の販売サイトを、開始時期になると毎日チェックしちゃったりするんですけどね。

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